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阪神甲斐が目標修正、赤星後継に名乗り

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甲斐は、新春の青空に向かって大ジャップ(撮影・多田篤)
甲斐は、新春の青空に向かって大ジャップ(撮影・多田篤)

 阪神ドラフト3位入団の甲斐雄平外野手(21=福岡大)が、昨季限りで現役を引退した赤星氏の後継者に名乗りを上げた。4日、福岡大野球部のサブグラウンドで自主トレを公開。「開幕1軍」を第一の目標に掲げる男は、遠投120メートルを誇る自慢の肩を売りに、まずは13日から始まる新人合同自主トレ(鳴尾浜)でアピールする。

 気温7度。少し強めの風が吹き、体感気温はそれ以下と悪条件の中、甲斐は今年の初投げを行った。距離にして約70メートル。力を入れて投げた時の球筋は、生まれ持った才能が存分に表現されているようだった。

 昨年11月のドラフト後指名あいさつ。サイン色紙に「開幕一軍」と記した甲斐の目標は、長年、阪神の中堅を守ってきた赤星氏の現役引退によって“上方修正”されていた。「同じ外野手として学べることもたくさんあったと思う。とにかく精いっぱい努力して(赤星の)代わりになれるように頑張りたい」。入団1年目からの定位置奪取を狙う男の目は真剣そのものだった。

 そこでまず狙いを定めたのが、新人合同自主トレ。自慢の強肩で、視察に訪れる首脳陣に猛アピールする腹積もりだ。「自主トレが本当のスタート。そこで後れを取ったらダメ。1軍(キャンプ)に呼ばれるように、しっかりやりたい」。現時点で肩の仕上がりは5割に満たないため、大学3年時に自ら編み出した調整法で肩を仕上げる予定。約50メートルの距離で強い球を投げ続け、肩を張らせることで万全の状態に持っていくという。「毎日やれば、すぐに肩は仕上がりますよ」。新人合同自主トレまですでに10日を切っているが、甲斐は自信満々に言い切った。昨年12月の新人体力測定では抜群の身体能力を披露。「新庄2世」と呼び声高い男の“戦い”が、いよいよ幕を開けた。

 [2010年1月5日11時59分 紙面から]


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甲斐雄平

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