広島前田健太投手(21)が「連敗ストッパー」になる。1日、阪神戦(マツダ)が雨天中止になり、2日の巨人戦(マツダ)でのスライド先発が濃厚になった。雨の降りしきる本拠地で、ダッシュなどを行った背番号18は高らかに勝利宣言だ。

 「先発の中心でやっていきたい。こういうときに求められる、勝ち星を期待されるのは光栄。ビシッとした投球をしたい」。3月26日の開幕中日戦(ナゴヤドーム)で白星を挙げた好調右腕には、悪循環を断ち切る使命がある。自身が幸先良くスタートを切ったあとは先発陣が総崩れで、チームは4連敗中。悪い流れを止めるべく、気合十分だ。

 2日から、昨季7勝14敗3分けと大きく負け越した巨人を迎え撃つ。前田健はスラッガーがズラリと並ぶ打線を警戒。「去年よりも厚みが出てきた。下位打線にも、クリーンアップを打つ打者がそろっている」。高橋由ら強打者に細心の投球で挑むつもりだ。昨季、対巨人戦は1勝3敗だったが、防御率2・79と試合を作ってきた。「自分の投球をすれば抑えられると思います」と自信を見せる。チームの危機を乗り越えるためにも、全力投球で立ち向かう。【酒井俊作】

 [2010年4月2日10時31分

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