静岡高出身で日本ハムドラフト5位ルーキー増井浩俊投手(25=東芝)が6日、初めて1軍に合流した。2軍での好投が認められ、9日のソフトバンク戦(ヤフードーム)の先発に抜てきされた。慣れない札幌ドームで練習は緊張の連続だった。流れが分からず「どうしていいのか…。緊張してます」と初々しさを見せた。

 2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷の合宿所から札幌入りした前日5日に、春季キャンプ中から親しかった先輩松家に連れられて街に出た。「何していいかもわからなかったので、とりあえず松家さんにくっついてました。部屋に何もなかったのでシャンプーとか買い物に行きました」。1軍に残り続ければ、自然に札幌での生活が長くなる。

 イースタン・リーグでは3試合に先発。3月28日の楽天戦では8回1死まで無安打投球を披露するなどアピールを続けてきた。先発八木が不振による2軍再調整で、急きょ先発のチャンスが巡ってきた。「相手というよりも自分のいいところを出していければ」と初陣にも気負いがない。島崎投手コーチは「打者に対して逃げずに向かってくれれば。結果を気にせず思い切って投げてほしい」と、開幕ダッシュに失敗したチームの起爆剤として期待する。

 昨年秋のドラフトで静岡県勢から8人が指名された。全員が2軍スタートの中からまず増井が飛び出した。パ・リーグのルーキー白星一番乗りの可能性も残っている。

 [2010年4月7日14時34分

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