地震の爪痕が残る故郷へミラクル白星を届けた。創部30年目で初の甲子園出場を果たした有明(熊本)は、2点を追う9回に一挙4点を奪い、6-3で立命館宇治(京都)に逆転勝ちした。7回には盗塁の判定をめぐり今大会初のビデオ検証が行われ、二塁でアウトになった走者・永田晴輝内野手(3年)が、9回2死満塁から走者一掃の中前適時二塁打を放ち、試合をひっくり返した。最後まであきめない姿は、被災地・熊本へ大きな勇気と感動を与えた。
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有明の高見一茂監督は今大会初のビデオ検証を要求したことについて、「ベンチからはプレーが見えなかったが、永田からこちらにアピールがあった。部長と相談して申請を決めました。本人からアピールがなければ出すつもりはなかった」と振り返った。判定は覆らなかったが、新制度の導入に対して感謝の言葉を口にした。「今までなら選手もモヤッとした気持ちで進んでいましたが、今回はしっかり検証していただいて納得して戻ってこられた」と話した。

