<ソフトバンク1-4日本ハム>◇11日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク大隣憲司投手(25)が5回4失点で2敗目を喫した。「もったいないのひとことです」。口をとがらせて球場をあとにした。

 失点のすべては2死走者なしから奪われた。2回に3連打で1点先制され、3回には田中の適時三塁打で1点を追加された。5回には陽に四球を与えた直後、またも田中に内角高めの直球を右翼ポール際へ運ばれた。痛恨の2ランで勝負あり。先頭打者はすべて抑えていただけに「詰めが甘かった。野球は2アウトからですね…」と格言の重みを痛感させられた。

 チームの将来を担う左腕に対し、首脳陣は猛省を促した。秋山監督は「点の取られ方が悪い。全部2アウトから。3度も同じ形で点を取られて、油断してるとしか思えない」と厳しい言葉を並べた。高山投手コーチも「4回の(陽への)四球が勝負の分かれ目だった。反省すべき点は多い」と険しい表情だった。

 昨季4・59の防御率は、今季この日の試合前まで1点台と、安定感は向上している。一方で、これで登板4試合すべてで先制点を許しており、接戦を勝ち抜いて白星を積み重ねていくためには、さらなるプラスアルファが求められる。

 今回の6連戦は杉内、和田、ホールトンの主戦3人が勝ち、残る先発3人が敗れて3勝3敗に終わった。大隣の浮沈はチームに直結する。「腕は振れていたので、いろいろと修正していきたい」。レベルアップへの課題を突きつけられた一戦となった。【太田尚樹】

 [2010年4月12日10時21分

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