<ソフトバンク1-4日本ハム>◇福岡ヤフードーム◇11日
日本ハム武田勝投手(32)がソフトバンク打線を5回6安打1失点に抑え、今季4度目の登板で初勝利を挙げた。初回から変化球を低めに集め、的を絞らせなかった。初先発の3月21日ソフトバンク戦では6回2/3を1安打無失点に抑える好投を見せたが、勝ち星にはつながらなかった。“4度目の正直”に「(チームも)連勝できたし、自分の中でも1つ落ち着いた」と安堵(あんど)の表情を見せた。
持ち味を発揮した。4点リードの5回、川崎の適時打で1点を返され、なおも1死一塁。続く本多をスライダーで遊併に仕留め、反撃の芽を摘んだ。1度も連打を許さず、先発の役割をしっかり果たす好投に、梨田監督も「マサルも勝てたし、本当によかった」と笑顔を見せた。
過去2年はシーズン初登板の試合で勝ち星を挙げていた。今季は2度目の先発となった3月28日ロッテ戦も6回2失点で勝ち投手の権利を得て中継ぎに託したが、終盤に逆転された。勝ち星から見放される現状にも「結果よりも内容がいいので」と焦りは見せなかった。
登板がない日はお笑いのDVDを見るなど、野球のことを考えない時間を意識的につくった。「時間のメリハリが大事」と集中力を保ち登板に備えてきた。昨季、自身初の2ケタ勝利(10勝)を挙げた左腕が、自身にもチームにも、明るい今季の“初もの”を呼び込んだ。【石井克】
[2010年4月12日12時17分
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