日本ハム武田久投手(31)が5日、右内転筋の張りで出場選手登録を抹消された。今季は開幕から精彩を欠いていたが、昨季までは守護神、セットアッパーを務めた中継ぎの柱の1人。登板機会なし以外の理由で1軍から離脱するのは04年以来、6年ぶりとなった。最下位低迷にあえぐ中で、大きな戦力ダウンを強いられることになった。

 前夜に逆転サヨナラ負けを喫した右腕が、追い打ちをかけるようなアクシデントに見舞われた。1週間ほど前に痛めて様子を見てきたがこの日、苦渋の決断をした。武田久は「投げようと思えば全然、投げられるけれど(故障は)初めての場所なんで」と話した。中垣チーフトレーナーは「(完全休養して)3、4日で問題は解決しそう」と大事をとり、重症に至らないよう未然に手を打った。

 この日の先発を見送ったダルビッシュに続く惨事だ。06年から昨季まで4年連続50試合以上登板し、その間に日本一1度を含むリーグ優勝3度と近年の躍進を支えてきた1人だった。梨田監督も「代わりになる人はいない」と沈痛の表情。最短10日間での再登録を目指し、2軍の千葉・鎌ケ谷でリハビリを行う。

 [2010年6月6日11時24分

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