<ロッテ2-4阪神>◇12日◇千葉マリン

 09年9勝13敗2分けと負け越した交流戦で、今季初めて星を5割に戻した。これで真弓体制初の勝ち越し、監督通算100勝、貯金最多8のトリプル王手だ。13日ロッテ戦がラストマッチ。真弓明信監督(56)は力強く宣言した。「明日もとにかく何とか勝ちたい。交流戦の借金をなくして、勝って貯金して終わりたい」。立てた誓いは、一気に3つの目標をクリアする3連勝フィニッシュだ。

 勝利への執念は監督自ら体現した。4回、福浦のバットに当たったと見えた1球が暴投と判定され猛抗議。激しい口調で食い下がった。「当たってるやろ!

 当たってなかったらキャッチャーが(後逸せず)止めてる!」。完投ペースの久保が8回に1点を失うと、迷わず9回から藤川を投入する石橋をたたいて渡るリレー。気迫を全面に出し、試合を取りに行った。

 「(点を)取れたら何も文句は言えない。(久保も)しっかり自分の投球をしてくれた」。投打がかみ合った快勝に満足の笑みが浮かんだ。セの球団の多くが失速した交流戦で、上向きで終われそうな気配は大きな収穫。日本ハム戦で連敗スタートしたが、しっかり立て直したことを物語る勝率5割だ。泣いても笑ってもあと1試合。リーグ戦再開に弾みをつけるべく、ロッテ戦4連勝締めを目指す。【松井清員】

 [2010年6月13日11時11分

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