横浜が連敗脱出の起爆剤として、チーム最年長の佐伯貴弘内野手(40)が1軍に今季初昇格することになった。14日、1軍練習に参加しその場で昇格を伝えられたが、待ちに待った舞台に「準備万端です。マスコミの皆さんの顔も苦しそうに見える。原稿の幅も広がるように言葉なり、態度なり、成績なりで、頑張っていきたい」と意欲十分。首脳陣からは代打の切り札とベンチのムードメーカーとしての役割を託された。島田ヘッドコーチも「うちはおとなしい選手が多い。長老として元気づけてもらいたい」と、4月に不惑を迎えたベテランの存在感に期待していた。

 [2010年6月15日9時34分

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