<日本ハム7-3ロッテ>◇25日◇札幌ドーム
日本ハムが小谷野栄一内野手(29)の猛打でロッテに快勝した。初回に左中間へ先制の5号2ランを放つと、1点差とされた3回には逆転の左前2点適時打。5回にも右前適時打を放ち、今季2度目の5打点と大暴れした。リーグ戦再開後、3カード連続の初戦勝利をもたらした。投げては先発の金森敬之投手(24)が6回3失点で3年ぶりの白星を手にした。
てんびん座のO型男は、きれい好き!?
小谷野がランナーを置いた3度の打席ですべて快音を響かせ、5打点を挙げる活躍。塁上の走者をきれいに“掃除”した。「チャンスをつくってくれる前の方々のおかげです。向こう(の投手)がプレッシャーを感じている場面で打席に立たせてもらってますから」。謙遜(けんそん)したが、昨年スレッジ、稲葉に次ぐ82打点を挙げた勝負強さは、ホンモノだ。
福岡から北海道へ約1400キロの日本縦断移動をしてのゲーム。中学時代にサッカー部だった小谷野は「ナイター後はすぐ眠れない」と、早朝のW杯サッカーも観戦した。肉体的には過酷だったが、日本ハム戦通算9勝1敗だった難敵成瀬から、1回に左中間へ先制2ラン。3、5回にも左右に適時打を放った。24日のソフトバンク戦は同じ左腕の山田にてこずって敗れた。「昨日も左のああいうタイプのピッチャーと対戦できたことが大きかった」。敗戦を糧に、しっかりと次戦につなげた。
高橋の故障などもあり、6月4日巨人戦から4番が定位置だが、4番では115打数40安打、打率3割4分8厘と好成績。打順にとらわれず、強振、右打ち、バントなど、状況に応じた打撃でチームに貢献している。幼少期にピアノを習っていた影響もあり、今でも左右で文字が書ける。手先の器用さが、打席での器用さにも表れている。
チームは連敗することなく、12日ぶりの本拠地試合で勝利を挙げた。梨田監督は「3連戦の頭を取れたことが大きい。札幌ドームに久しぶりに帰ってきて、お客さんも増えるんじゃないかな」。26日はダルビッシュが先発。5月に続き、2カ月連続の勝ち越しを決める。【本間翼】
[2010年6月26日11時30分
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