東日本国際大昌平(福島)が白樺学園(北北海道)に競り勝ち、甲子園初勝利を挙げた。福島県勢で聖光学院以外の学校が甲子園で勝ったのは1994年(平6)の双葉以来32年ぶり。江井康胤(えねい・やすたね)監督(55)は「本当に勝てたことがうれしいです」と込み上げる思いを言葉に乗せた。
今大会から採用のビデオ検証の恩恵を受けた。1-1で迎えた9回表、2死一、二塁。二塁走者がけん制で刺されチェンジかと思われた。しかしここでビデオ検証を要求。判定が覆りセーフ。続く2番入ケ町隼仁外野手(3年)が左前へ決勝の適時打を放つと、二塁勝者は一気にホームに生還した。「どっちの判定になるかは自分でもよく分からなかった」というのが正直な本音だが、今大会から採用されたビデオ検証で初めて判定が覆り決勝点につながった。
創部27年で初出場。そして初勝利。ビデオ検証で判定が覆ったのも初。初物づくしの勝利で見事に初戦を突破した。

