<オールスターゲーム:全セ5-5全パ>第2戦◇24日◇ハードオフ新潟

 両リーグの「スピードスター」が夢舞台で躍動した。全パの西武片岡易之内野手(27)は二塁打2本を含む4安打を放ち、MVPを獲得した。

 西武片岡の速攻が光った。「どんな球でも積極的に行くのが僕のスタイル」と、全打席で初球攻撃。初回は初球の外角ストレートを左翼線に二塁打にすると、2回は右翼線を破る二塁打、5回は中前打と3方向に打ち分けた。7回の第4打席こそ初球を空振りしたが、2球目を中前に運んでわずか5球で4安打を稼ぐ固め打ちだった。

 安打以上に喜んだのは、「オールスターでの目標だった」という5回の二盗。出塁した直後の初球、中日浅尾-ヤクルト相川のバッテリーから楽々と盗み、5点目のホームも踏んだ。

 球宴の1試合最多安打に王手をかけた9回の第5打席も迷わず初球を狙ったが、「欲が出てしまった」と、左翼正面ライナー。それでもMVP賞金300万円の行方を「(ロッテ西岡)剛の婚約お祝いに回しましょうか?」とおどけながら、「こういう『お祭り』で打ったことがなかったので、メンタル面の成長を感じました」と大きな自信を得ていた。【中島正好】

 [2010年7月25日8時58分

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