横浜の2軍組織「湘南シーレックス」がチーム名を「横浜ベイスターズ」に戻すことが2日、実行委員会で承認された。今秋のフェニックスリーグから名称を変更する。湘南は00年に球界で初めて2軍独自のチーム名を冠して誕生したが、11年間でピリオドを打つことになった。横浜の加地球団社長は「『横浜ベイスターズ』というブランドをより強く押し出し、1軍と2軍が一体となって同じ目標に向かってやっていく方向性を示したかった」と理由を話した。独自のユニホーム代など1000万単位といわれる経費節減も目的の1つとなる。

 実行委員会に出席した横浜の笹川取締役は「独立採算などの目標は達成できなかったが、一定の評価はできる」と話した。引き続き本拠地は横須賀に置かれ、「湘南」時代に得たノウハウを生かしながら、活動を行っていく。

 [2010年8月3日7時41分

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