<オリックス6-5西武>◇4日◇京セラドーム大阪
鋭い打球が三遊間を抜けた瞬間、バットを握る右手を突き出した。延長11回無死満塁。オリックスT-岡田外野手(22)がヒーローの座を射止めた。2本塁打の3日に続くお立ち台で「みんなでつないでくれたチャンス。自分で決めようと思った。最高です」と声を上ずらせた。
47歳の西武工藤とは25歳もの年齢差。工藤がドラフト指名されてから7年もあとに生まれた。西武のユニホームの記憶はなく、ダイエー時代にテレビにクギ付けになった。「カーブがすごくて印象に残っています。うれしさを感じます」。新世代のスターがあこがれのスターとの初対戦で名刺代わりの痛打を浴びせた。
岡田監督は「ああして回ってくるからな。めぐり合わせやろうな。非常に大きいね。今日の勝ちはね」と喜んだ。西武には初のカード勝ち越し。4位ながら、3位ロッテとのゲーム差はなくなり、首位ソフトバンクにも4・5ゲーム差まで迫ってきた。
[2010年8月5日8時50分
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