<日本ハム6-4ソフトバンク>◇4日◇旭川

 2年ぶりに白星はつかなかったが、今季初の「MK弾」が旭川のホークスファンを沸かせた。ソフトバンク松中信彦外野手(36)と小久保裕紀内野手(38)が、通算38度目となるアベックアーチを放った。

 まずは松中だ。3回裏に負傷のオーティズに代わり左翼の守備で途中出場。直後の4回表に、日本ハム木田の外角シンカーをバックスクリーン左へ運んだ。同点に追いつく8号ソロ。「(交代は)突然のことだったけど、準備だけはしっかり、と思っていた」。ベンチスタートが4試合続いていた。試合前に秋山監督から打撃の直接指導を受けるなど、地道に復調を図っていた。今季チーム100号となる1発は、オーティズ負傷の重いムードを振り払った。

 松中の1発に刺激を受けたのが、小久保だ。4点を追う8回に、建山から左中間に特大の1発。「(両チームで)何発出たんや。うちも負けじといったんやけどな」。山内一広(広島)と並び、歴代16位タイとなる通算396号。旭川でのアーチはプロ初で、本塁打球場は通算29球場目になった。

 これまで33勝4敗と超高勝率を誇っていた「MKアベック」ながら、08年4月22日楽天戦以来となる5敗目を喫してしまった。ただベテラン2人のアーチ競演は、7年ぶりVへかける決起を感じさせた。

 [2010年8月5日12時11分

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