プロ初アーチから8戦4発と絶好調の日本ハム中田翔内野手(21)が、先輩ダルビッシュへの援護射撃を誓った。6日の楽天戦(札幌ドーム)で、1軍復帰後初めてエースの登板試合に出場する(7月29日オリックス戦はノーゲーム)。「毎試合毎試合必死ですけど、(ダルビッシュ登板だと)締まった部分はあります。勝利に貢献できる1本が出たら最高です」と、バットで“恩返し”するつもりだ。
プロ入り以来、ことあるごとに目をかけてもらってきた。休日練習に駆り出され、ノックを打ってもらったこともあれば、大学生選抜とのプロアマ交流戦で怠慢走塁が問題になると「基本的なことができなければ意味はない。それが分からないから変われないし、分かれば結果も出る」と、厳しい言葉でプロの自覚を促された。投手と野手、立場は違うが、尊敬する先輩の1人であることは変わらない。「今は1戦1戦必死です。今の状態をキープしながら、塁に出られたらいい」と力を込めた。
練習休日の5日は、室内練習場の鏡の前ではだしで素振りを行い、入念なフォームチェックに時間を割いた。重心を低くし、あらかじめ軸足に体重を乗せておく現在の打撃フォームの感触がいいだけに、体が忘れないための工夫。「打撃マシン(を打つ)よりもいい練習になることもある」。ダルビッシュと投打のヒーローになる姿を思い描き、黙々とバットを振った。【本間翼】
[2010年8月6日11時5分
紙面から]ソーシャルブックマーク



