日本プロ野球選手会の松原徹事務局長は1日、都内の日本野球機構(NPB)を訪れ、真夏の屋外球場での試合時間の再考を要望した。酷暑の今夏、選手、関係者から、屋外球場のデーゲームをナイターに変更してほしいという声が上がっているという。松原事務局長は「日本の気候が変わってきていることもある」と話した。

 近年は集客を目的として本拠地球場が屋外の球団でも、7月にデーゲームを組む傾向にある。松原事務局長は「日曜日のデーゲームは大切にしたいが、体調面を考えたら15時開始とか。各球団は、対応を考えてほしい」と話した。試合時間は主催球団が決めることになっており、6日の12球団実行委員会で話し合われる。

 [2010年9月2日9時20分

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