来季は、オレが塗り替える!

 ソフトバンク川崎宗則内野手(29)が、シーズン最多安打のプロ野球記録更新を誓った。6日に阪神マット・マートン外野手(29)が、94年オリックス・イチロー(現マリナーズ)が樹立した記録を16年ぶりに更新。この日、福岡ヤフードームでの全体練習を終えた川崎は「すごいね、マートン」と偉業をたたえながら、悔しさをあらわにした。

 川崎

 悔しいね。イチローさんの記録は、僕が抜きたかった。今度は、僕がマートンの数字を抜けるように頑張る。

 最高のシーズンだったが、1つだけ宿題が残った。今季は球団記録となる190安打をマーク。新選手会長としても、チームを引っ張り7年ぶりのVに大きく貢献した。だが、師と仰ぎ心酔するイチローの大記録を自分以外が塗り替えたことだけは、純粋に悔しさとして残った。

 イチローとは06年WBCでチームメートになった際に弟子入り志願してから、4年連続で自主トレを行っている。師匠のフォームを見続けキャンプから取り組んだアッパー気味のスイングで、今季は球団記録も更新。だが師匠に認めてもらうためには、大記録を自分が超えなければいけないことはわかっていた。

 悔しさをパワーに変える。1週間後にはCSファイナルステージが開幕。この日の全体練習でも、大きな声を出しチームの雰囲気を盛り上げた。「また明日からも頑張ります!」。CS、そして日本シリーズも制し、来季に弾みをつける。【倉成孝史】

 [2010年10月7日10時55分

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