今季、海外FA権を取得した日本ハム森本稀哲外野手(29)が1日、都内のホテルで球団側と初回交渉を行い、権利を行使する可能性をほのめかした。慰留され、条件提示を受けたが、態度を保留。「FAをしてほかの球団の話を聞いてみたい気持ちはある」と、移籍を視野に入れて近日中に決断することを明かした。宣言しても来季のメジャー挑戦は完全否定。その場合は、宣言残留を認められた日本ハムを含む、国内球団からプレー先を模索する。一方、球団側はマネーゲームには参戦しない方針。この日の条件提示も、年俸8000万円(推定)の現状維持または微減程度だったとみられる。

 [2010年11月2日8時42分

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