ロッテからFA宣言した小林宏之投手(32)が2日、メジャー移籍へ複数年契約を希望した。先月11日に海外FA権を行使し、代理人のアラン・ニーロ氏に交渉を一任している。「まだ動きはない。複数年でやりたい気持ちはありますよ。(決まるのは)年越えるんじゃないですか」と越年覚悟で交渉を見守る。家族を日本に残し、単身で渡米する予定。「どこに行きたいとかはないし、先発でも中継ぎでもやります。それより、どれだけ自分が必要とされているかですね」と、起用法や希望球団などのこだわりは捨てる。

 小林宏とともに、大阪市内で行われたプロ野球スポーツフェスティバルのテレビ収録に参加した西岡剛内野手(26)も交渉の進捗(しんちょく)状況を明かした。ポスティングシステムで、ツインズが独占交渉権を獲得したが「何も決まってない。渡米日程?

 決まってないです。代理人に任せてあるので」と話した。

 [2010年12月3日8時11分

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