横浜からFA移籍したソフトバンク内川聖一内野手(28)が、本格的な巣立ちを図る。9日、千葉県内で行われた「SSSチャリティゴルフコンペ」に出席。ホールアウト後、来季自主トレに関して「独り立ちしたい気持ちもある」と語った。横浜時代は広島石井らと伊豆で自主トレを行ってきた。「まだ日時も白紙」とした上だが、移籍に伴いリーダーの自覚が芽生えたようだ。同郷大分出身の今宮の弟子入り希望にも触れ「大歓迎。秘密は何もないし、どんどん話したい」と積極的だ。

 後輩を思いながらも、自身には高いハードルを掲げた。「(来季は)全打席ヒット、10割が目標。最初から3割5分が目標じゃ、そこにも行き着かない」。右打者最高打率の記録を持つ男らしく、独特の言い回しで話した。

 [2010年12月10日12時14分

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