阪神新井貴浩内野手(33)は、来季から導入される「統一球」無視を決め込んだ。今季19本塁打に終わり、本塁打増が来季の課題とされる4番打者。来季からは今季より飛ばなくなるとされる「統一球」の導入が決定しているが「意識しないでやるよ。使った選手やコーチからも(反発力が)違うと聞いているが、気にしても仕方ない」と言い切った。選手によっては自主トレから使用し、新球への準備に取り掛かるが、新井は独自路線。「(2月の)キャンプからでいいよ。広いところで打たないと分からないから。打感は分かるかもしれないけど、飛距離が分からないから」とあくまでもマイペースで対応するつもりだ。

 [2010年12月10日11時34分

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