虎と中南米をスペイン語がつなぐ!

 阪神の通訳2人がスペイン語教室に通っていることが10日、分かった。永田俊紘通訳(27)、栗山正貴通訳(27)が11月上旬から通学をスタート。12月中旬まで1カ月半に渡り、約80時間の講座を受ける。

 費用は球団持ち。スペイン語の習得は虎に大きなメリットがある。今オフ、すでにBCリーグ群馬のザラテを育成枠で獲得。ヤンキース傘下2AトレントンからFAとなったベチオナッシも育成枠で獲得する。この2人はスペイン語圏のベネズエラ出身。母国語で会話が可能となれば、新助っ人のストレスが間違いなく軽減される。

 近年ではベネズエラ出身のバルディリス、オヘイダ、ドミニカ出身のジャンらスペイン語圏内の助っ人獲得が増加している。通訳のスペイン語力アップが、今後のさらなる中南米補強を後押しするかもしれない。

 [2010年12月11日11時8分

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