3番にワクワク、バットにドキドキ-。立浪和義氏(41)の背番号3を受け継ぐ中日ドラフト2位の吉川大幾内野手(18=PL学園)が12日、大先輩のお宝グッズから刺激を受けた。ナゴヤドーム内にあるドラゴンズミュージアムを見学し、昨季まで背番号3を背負っていた立浪の使用済みバットやユニホームを見学した。

 「やっぱり立浪さんのものに目がいきました。すごいな~って思います。将来は立浪さんのような選手になれるように頑張りたい」

 ミュージアムには日本一の優勝フラッグや球団を代表する名選手のお宝グッズが並ぶ。それでもくぎ付けになったのは、やはり立浪コーナーだった。2000本安打を記念したバットやサインボールを食い入るようにみつめた。

 正式契約を結び晴れてドラゴンズの一員となった。集まったファンの前でユニホームを着る機会はなかったが、今日13日の入団発表では復活する背番号3がお披露目される見込み。強豪・PL学園の主将を務めた遊撃手-。「立浪2世」のプロ野球人生が始まる。

 [2010年12月13日10時16分

 紙面から]ソーシャルブックマーク