佑ちゃん相手に腕試しだ!

 日本ハム糸井嘉男外野手(29)が7日、2月に行われる春季キャンプの紅白戦で、ドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)との対戦を希望。注目を集める黄金ルーキーとの勝負で、自身の調整具合をはかる考えだ。

 実力を認めるからこそ、シーズンへ向けた物差しにする。糸井は、昨秋行われた東京6大学野球の早慶優勝決定戦もテレビで観戦。「まとまってるなという感じ」。すでにアマ野球レベルではない斎藤佑の実力を評価している。「打席に立ってどんな球か見てみたい。本塁打を打ちたい」。プロ8年目を迎える糸井にとっては打って当たり前の状況でもあり、実戦を想定した緊張感も生み出せる。

 この日は、静岡・浜松市内で自主トレを公開。「1年間戦う体をつくりたい」とランニングや外野のポール間をダッシュなど、走り込み中心のメニューで初日から約6時間のハードなメニューをこなした。過酷な自主トレの成果を、超大物ルーキーで確認するつもりだ。

 [2011年1月8日11時1分

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