3連敗中の中日が16日のヤクルト戦以来、1週間ぶりに白星を飾った。

打線は2ケタ安打と爆発。初回に約14分間、打者一巡の猛攻で4点を先制した。ひげを蓄えた「マスター」こと「5番一塁」の阿部寿樹内野手(36)は第1打席から4打席連続安打をマークした。

初回に1番村松開人内野手(25)が広島栗林からの左前打で口火を切った。その後2死一、二塁とし、5番阿部が初球を右前に運んで先制した。続く6番石伊雄太捕手(25)も右前へ連続適時打。さらに2死一、二塁と攻め、8番鵜飼航丞外野手(26)が2番手・鈴木から中越え適時二塁打を放ち、リードを4点に広げた。

1番村松はこの日の試合前、松中信彦打撃統括コーチ(53)の前でバットをブンブン回し、素振りを披露。「いい音じゃないな」と松中コーチはジョークを交えてベンチに入ったが、リードオフマンは逆方向に快音を響かせ、先制攻撃を後押しした。

チームに今季復帰したベテランも右に左に大暴れ。阿部が初回に初球を捉えて右前適時打。「打ったのはカットボール。先制点が取れて良かった。次の打席も打てるよう準備します」。その意気込みのまま、第2打席の3回先頭では左前打、第3打席には再び初球を右前に運んだ。

昨季まで楽天に在籍し、4年ぶりに戻った古巣の本拠地で、今季初の猛打賞を記録した。

先発の柳裕也投手(32)は今季3勝目をマーク。6回2/3、109球を投げて9奪三振2失点で相手打線を翻弄(ほんろう)した。

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