巨人の東野峻投手(24)が17日、2種類のチェンジアップ習得に乗り出すことを明かした。今季はフォークを封印し、チェンジアップ習得を決意。グアム自主トレでは握りやボールの抜き方を自己流で模索し、スピードがやや速めでシンカー気味に落ちるボールと真下に落下するボールの2種類が完成した。「2種類使えれば最高ですよね。投げ込んで感覚をつかんでいきたい。チェンジアップを中心に、変化球を多めに投げる日をつくります」と意欲を見せた。

 新球完成のためにセス・グライシンガー投手(35)に弟子入りを志願した。チェンジアップの使い手で知られる同投手のボールは、空振りもゴロを打たせることもできるウイニングショット。「握りも似ているし、いろいろ教わってみたい。キャンプで話を聞きにいきます」と“グライシンガー先生”のチェンジアップ講座を希望した。(グアム=久保賢吾)

 [2011年1月18日9時9分

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