摩天楼リレーだ!

 横浜の新外国人ブレント・リーチ投手(28=ドジャース3A)、クレイトン・ハミルトン投手(28=レンジャーズ2A)とブランドン・マン投手(26=米独立リーグ・サザンメリーランド)が27日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。身長合計約6メートルの長身イケメン3人衆は、「優勝を目指して、勝利に貢献したい」と声をそろえた。

 米俳優メル・ギブソン似の左腕リーチは、メジャーでイチローを凡打に封じたことがあり、先発として期待がかかる。ハミルトン、ブランドンは昨秋のトライアウトを経て入団が決定。リリーフとしての起用が濃厚だ。3投手とも力で押すというより、多彩な変化球を武器に、安定した制球力で勝負するタイプ。2年連続サイ・ヤング賞受賞のリンスカム(米ジャイアンツ)似のハミルトンは「成績も彼を目指したいね」と、投球でもメジャー屈指の右腕並みの活躍を目指す。

 河本編成部長も「みんな男前。球団のイメージアップにつながれば」とにんまり。尾花監督のお眼鏡にかなえば、長身外国人リレーの可能性も十分だ。横浜の高層ビルと言えば、ランドマークタワーだが、今年はハマスタの摩天楼トリオが“新名所”になるかもしれない。【佐竹実】

 [2011年1月28日8時8分

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