広島が春季キャンプを行う宮崎・日南市内の天福球場が「二重禍」に見舞われている。同県内などで鳥インフルエンザが発生した影響で、日南市が防疫対策を講じることが27日、分かった。同球場では2月1日に2軍がキャンプイン。そのため、球場入り口などに消毒用マットを8カ所以上設ける予定。同市職員は「県からも指導を受けていますし、受け入れる側も万全の態勢を整えるということです」と説明した。また、26日に新燃岳が噴火し、同球場でも数センチの降灰。この日は担当者が除去作業にあたった。キャンプインには間に合う見込みだ。

 [2011年1月28日10時30分

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