西武ドラフト1位大石達也投手(22=早大)が29日、新人合同自主トレを打ち上げ「80点」と自己採点した。総仕上げとしてブルペンでは捕手を立たせて、軽めに23球を投球した。キャンプ前の調整を終え「ランニングメニューが苦手で、思った以上についていけなかった。でも下半身に粘りが出てきて、大学の時よりいい感覚で投げられている」と成果を口にした。

 テーマの1つだった減量は、自主トレ前から2キロ落ちて90キロ。ベスト体重87キロには届かなかったが「キャンプで落ちると言われたので心配してない。引き締まって脂肪が落ちた気がする。ケツが上がってマッチョになってきた」と肉体の変化を感じている。宮崎・南郷キャンプでは、火山灰の降灰が目に入る不安もあるが「サングラスは1つしかないけど、何とかします。自分の力を出して、しっかりアピールしたい」と意気込みを語った。

 [2011年1月30日8時11分

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