阪神城島健司捕手(34)が5日から「ジョースタイル」で打撃練習を再開する。第2クール前に4日は休養。すでにスイングはこなしており、「打」の技術練習を本格化させる。

 城島

 ティー打撃からやって、左(打席)で打ってから、どんどんやっていこうかなと思う。

 チームでは少数派のスタンドティーを使って打撃をスタートすることが恒例。本来の右打席ではなく、左打席でスイングを重ねていく考えだ。左打席は手術した左足が軸足となるが、左右バランスを重視する従来のスタイルを踏襲する。

 5日は坂井オーナーが高知・安芸キャンプを視察する。別メニュー調整の城島は室内練習場で過ごす時間が多いが、バッティング再開が「御前打撃」になる可能性もある。

 城島

 最初の3日間は左でずっと打っているんじゃないかな。

 左膝は全治6カ月の診断を上回る回復を見せているが、焦ることはない。「1度後退したら3月25日(開幕)に間に合わない」と肝に銘じている。

 [2011年2月5日10時56分

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