韓国プロ野球が2リーグ制の復活を目指していることが9日、分かった。8日に韓国野球委員会(KBO)の理事会で9番目の新球団「NCソフト」の加盟を承認したばかりだが、朝鮮日報の日本語電子版はこの日、「10番目の球団が今年末に設立される可能性が高く、遅くとも14年には宿願だった10球団2リーグ制の施行が可能」と報じた。

 KBO関係者によると、ソウルに本社を置く有力企業が名乗りを上げており、新規加盟への支障は見当たらないという。82年に6球団で始まった韓国プロ野球は91年から8球団に。99、00年に2リーグ制を実施したが観客動員が伸びず、その後は1リーグ8球団で定着する。今季2軍戦からスタートするNCソフトは14年からの1軍参戦を予定しており、新監督には元中日の宣銅烈氏(47=前サムスン監督)が有力候補に挙がっている。

 [2011年2月10日7時49分

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