<オープン戦:阪神2-2楽天>◇9日◇甲子園

 阪神藤川球児投手(30)が、2年連続でオープン戦チーム初被弾した。7回先頭の聖沢に外角の140キロ直球を左翼ポール際に伸びた。強い浜風にも乗って1号ソロとなった。

 藤川

 (ボールを)置きにいったらサーッといって入ってもうた。やっぱりあそこ(左翼)は飛ぶなと。

 昨年もオープン戦のチーム初被弾を、2月28日西武戦で赤田に浴びている。今年は投手陣がそろって好調。この日の試合前でチーム防御率は12球団ダントツの0・43だったが、鉄壁守護神が最初の一撃を浴びた。

 転んでもただでは起きないのがクローザー藤川だ。

 藤川

 (被弾して)真っすぐがどれくらい飛ぶか(の確認)に目的が変わった。どういう打球が飛ぶか。

 その後は直球でぐいぐい押し、最速も149キロをマーク。甲子園での統一球の飛び方を確認して、1回を1安打1失点で終えた。

 藤川

 (甲子園で飛ぶのは)左打者なら払ったやつ、右打者は前でさばいたやつ。普通に真っすぐで押していって大丈夫じゃない。

 統一球でも浜風に乗る左翼への打球は要注意。ただ火の玉直球で押せば、問題ないことを確認した。守護神が本拠地初登板で手応えをつかんだ。【益田一弘】