オリックスは姫路球場での西武戦を最後まで行った。5回終了時に地震速報があり、横田管理部長らは東北地方出身選手の家族らの安否確認を始めた。福島県西郷村出身の鈴木は「実家は連絡がとれなかったけど、妹から連絡があり、みんな無事でした」。同いわき市出身の小松も「(実家の)被害はなかったそうです」とひと安心した。ただ宮城県多賀城市に実家がある熊谷広報は「ちゃんと確認はとれてないが、家に被害があったようです」と話しながらも、選手のインタビューを取り仕切っていた。本拠地京セラドーム大阪は東北地方太平洋沖地震の影響は受けなかったが12日の巨人戦は中止が決まった。チームは14日から関東遠征の予定で、情報収集をしてからスケジュール変更などを検討する。