「東北地方太平洋沖地震」は阪神にも大きな影響を与えた。12日の中日戦(甲子園)の開催中止が11日に決定。全国的に予断を許さない状況が続く中、観客の安全などに配慮した模様だ。

 地震が起きたこの日、球団も対応に追われた。大阪市内のホテルで予定していた阪神電鉄主催の激励会を自粛した。大地震の発生に伴って、球団が阪神電鉄側に激励会開催の可否を相談。電鉄側が地震の影響などを考慮し、キャンセルした。あらためて激励会を行う予定はない。

 南球団社長

 中止いたしました。これから被害が広がらないことを祈るばかりです。

 選手会長の鳥谷

 僕たちが決めることではないが、選手の中でも「こういう時に(激励会をしても)…」という話はありました。

 球団は地震発生後に、選手、スタッフ、職員らの安否を確認した。南社長は「連絡はとって(球団所属の)本人の(安全の)確認はしています」と説明した。

 一方で東北、関東地方にゆかりがある選手らは心配を口にした。茨城県に家族が住む清原は「実家に連絡してもつながらない。海も川も遠いので大丈夫とは思うけど…」。

 同じく茨城県出身の坂は「最初の地震では連絡がついたが、2度目の地震から連絡がとれていない。家がどうなっているか、わからないので心配です」と口にした。昨季まで楽天所属の藤井彰は「仙台には先輩もいるので。大体は返信があるけど『家の中がぐちゃぐちゃ。停電になっているから逆に情報がほしい』と言われた」。

 真弓監督は「大変なことだ。(知人に)連絡したんだけど、連絡がつかない」。藤川も「絶句やね。心配です。何ともいえない」と表情を曇らせていた。