ソフトバンク和田毅投手(30)が24日、鬼門突破を胸に誓った。25日、東京ドームの巨人戦に先発予定。同球場では05年に勝って以来、5試合白星がない。神宮の室内練習場で調整し「ベストメンバーではないけど阿部さんが戻ってきたし、核になる打者がいる。そういう打者の前にランナーを出さないようにしたい」と話した。
開き直っている。「配球とか考えても仕方ない部分もある。丁寧に低めに投げて、ホームランを打たれたら仕方ないくらいの気持ちで投げたい」。同球場では05年から6試合で9本塁打を打たれているが、過剰な意識をしないつもり。交流戦通算最多タイ18勝のプライドを胸に、自分の投球を貫く構えだ。
交流戦の球団記録がかかっている。チームは交流戦で負けなしの4勝2分け。和田が勝つか引き分ければ、09年に記録した7戦連続無敗のタイ記録に並ぶ。前回、無敗記録を止めたのが和田だった。5月28日の東京ドーム巨人戦。今回もほぼ同じ状況での登板。悔しさを晴らし、チームに勢いをつけるしかない。
「最後まで1人で投げ抜くという気持ちは毎回同じだけど、いつも通りいける所まで全力でいっていい形でつなげたい」。
調整を終えると、若手の岩崎に「宿舎まで走って帰ろうか。10キロくらいだし」と声をかけ、チームメートの顔が青ざめるのを見て喜んだ。雨のためランニングは取りやめたが、リラックスムードで必勝を期していた。【倉成孝史】



