<巨人1-2ソフトバンク>◇25日◇東京ドーム
ソフトバンク和田毅投手(30)が苦手の東京ドームで6年ぶりの白星を挙げた。05年に勝って以来、5年間勝ち星のなかったマウンド。初回から苦手意識が出た。連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招いた。それでもラミレスを二直、阿部から見逃し三振を奪うと、早くもガッツポーズを見せた。
「粘れたことだけです。あとは全然ダメでした」。リベンジの思いがあった。チームはこの試合前まで交流戦6試合負けなし。09年も交流戦開幕から7試合負けなしだったが、8戦目で和田が巨人に5回途中7失点KOを食らった。降板後に左肘痛に見舞われ、3カ月以上離脱。その影響で、09年はプロ入りワーストの4勝に終わった。
そのマウンドで勝つことでしか、悔しさは晴らせなかった。だから、粘った。6安打を浴びながらも6回を1失点。再び両リーグトップタイとなる交流戦通算19勝目だ。「今日はチームに勝たせてもらった。(交流戦19勝は)これだけ長くやってますから」。前回登板の17日広島戦は5回4失点で降板。交流戦通算勝利で涌井に並ばれていた。粘りの投球がチームの交流戦不敗を球団タイまで継続させ、涌井に抜かれることを阻止した。【倉成孝史】



