<ソフトバンク6-0中日>◇1日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク和田毅投手(30)がアクシデントに見舞われながらも、両リーグトップタイとなる交流戦通算20勝目を挙げた。中日打線を3安打無失点に抑えていた6回1死。中日井2番井端の打球が右足首付近を直撃した。今季4勝目の権利を持ったまま、大事を取り無念の途中降板。病院には行かずアイシングを行い、最後は無失点リレーで4勝目を守ってくれた救援陣をベンチで迎えた。

 和田

 調子は悪くなかったしテンポよく投げられたので最後まで投げるつもりでいたんですが、突然降板することになってしまい残念です。森福と野手の皆さんに感謝しています。

 エースとしてチームの連勝を止めるわけにはいかないだけに、アクシデントの前から気迫で投げていた。実は登板前に背中に張りを感じていた。試合前には電気治療も行った。首脳陣は登板を回避させる考えもあったが「いけます」と言い切り、マウンドに登った。万全でない中、中日打線を散発4安打に抑え三塁すら踏ませなかった。

 和田

 (背中の張りは)毎年あるもの。体は回らなかったけど痛みがあるわけではないんで。

 2つのアクシデントに見舞われながらも、チームの交流戦不敗を止めることなく10連勝でバトンをつないだ。

 高山投手コーチ

 (右足首の状態は)明日(2日)になってみないとわからない。

 2日以降の患部の状態によっては、次回中6日での登板が厳しくなる可能性もあるが、責任感の強いエース左腕は必ずマウンドに立ちチームに白星をもたらすはずだ。【倉成孝史】