オリックス岡田彰布監督(53)が7日、借金10から3までV字回復した要因を「刺激」と解説した。キャプテン後藤光尊内野手(32)や李承■内野手(34)ら主力にも2軍調整させる荒治療が奏功し、6連勝中。一方で、古巣阪神が借金11と泥沼状態であることを「戦力は一番やけどなあ」と気にかけた。自軍の復調プロセスを明かしたのは、間接的なエールだったりして…。
オリックス岡田監督がV字回復の秘密を明かした。目下6連勝。泥沼の借金10から3まで減らし、今日8日にAクラス入りする可能性もある。ほっともっと神戸での休日練習。指揮官は、李やバルディリスの打撃を見ながら、チームに与えた「刺激」が貧打を解消したと明かした。
「悪すぎたからな。どっかで爆発すると思ってたけど、思ってより早かった。もう少しかかると、な。やっぱり刺激とか与えんとな。ここにいるヤツ、ほとんど2軍行ってるんちゃう?」。
オリックスも一時はチーム打率が2割を切る不振で、5月7日には最下位に転落。早出、居残り特打に竹原のトレード獲得など手を打った。それでも改善の兆しがないと見ると、岡田監督は「刺激」としてT-岡田から4番剥奪、不動の3番だったキャプテン後藤や李、さらに朴賛浩、木佐貫の開幕ローテーション投手まで2軍に落とした。
特に朴賛浩と李は韓国での放映権や広告収入が絡むデリケートな問題も絡んでいた。「いろいろあるからな」と多くは語らないが、「結果の世界やからな」とばっさり。聖域や特例を認めない岡田監督らしい荒治療にチームは引き締まった。後藤が1軍復帰してから6連勝。V字回復との因果関係は無視できない。
打線復活のオリックスは甲子園で阪神を打ち倒し、2連勝。前日6日「こっちが一番ええ時に当たったからな」と古巣に配慮した岡田監督は、この日も「戦力は一番やけどなあ」とぽつり。常に動向を気にかけ、自らを著書で「永遠のタイガースファン」と記しているだけに一連の発言は古巣へのエールかもしれない。かくなる上は阪神もマネするしかない!?【押谷謙爾】※■は火ヘンに華



