<イースタン・リーグ:ヤクルト8-1ロッテ>◇22日◇戸田

 右脇腹肉離れから復帰を目指すヤクルト村中恭兵投手(23)が、イースタン・リーグ、ロッテ戦に先発し、5月1日以来の実戦復帰を果たした。2回33球を投げ無安打3奪三振。最速147キロを記録した。視察した伊藤1軍投手コーチも「思ったより良くて安心した。今、上には(石川と館山の)2人しか先発がいないから、早く3人目がほしいね」と、頬を緩ませた。今日、登板後の反動を確認した上で、次のステップを目指すことになる。村中は「8割ぐらいの力で投げました。ぶり返してしまうと今シーズンが終わってしまうので慎重に頑張ります」と、はやる気持ちを抑えた。