「JB」コンビで8月反攻じゃ!

 右太もも裏を痛めて2軍調整中だった広島広瀬純外野手(32)と新外国人のブライアン・バーデン内野手(30=レンジャーズ3A)が今日2日の横浜戦(横浜)から1軍昇格することが1日、分かった。野村監督が「2人を上げます」と明言。球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出に向けて右打者2人が起爆剤になる。

 逆襲の切り札が上昇ムードのチームに合流する。開幕から不動の3番として活躍した広瀬が1軍遠征先の横浜入り。チームは連勝し、2位阪神と1・5ゲーム差。8月反攻のキーパーソンも力を込める。

 広瀬

 「やるぞ」という気持ちは毎日あります。混戦になっていて、前に比べてチーム状態もいい。自分が入ってマイナスにならないように。いい流れをチームに吹き込みたいですね。

 格好の起爆剤だ。5月20日オリックス戦(京セラドーム大阪)で右太もも裏を痛めるまで全29試合に先発して打率3割4分。打線の軸として、攻撃の流れを作っていた。負傷離脱後はチームも急降下。1軍復帰に2カ月以上を要したが、7月30日の2軍オリックス戦(北神戸)で朴賛浩のスライダーを左翼に本塁打とするなど、良好な状態で臨めそうだ。

 浅井打撃コーチも「純に関しては絶対にプラス。前半の貯金は、彼の活躍があってこそ。(起用が)代打でいいなら、もっと前に上げているはず」と話す。復帰戦となる今日2日横浜戦から主軸として先発出場が濃厚だ。広瀬も「2軍のトレーナー、3軍の方々に感謝です。状態はいい」と話しており、気合がみなぎっている。

 さらに上位浮上のカンフル剤として新助っ人バーデンも「スピード昇格」させる。当初は5日巨人戦から1軍に参戦予定だったが前倒し。7月30日の2軍戦で来日初実戦に挑み、右翼の右にライナーで二塁打を放った。31日の同カードも出場。プレーを見守った山崎2軍監督も「2日間を見る限り、違和感はなかった。昨日も最後に、もう1回だけ守らせてくれと言ってきてね。打席はいいのかと聞いたらもう、いいよと。(打撃面で)手応えを感じているんじゃないかな」と証言した。

 7月は1カ月近く実戦から離れてブランクが懸念されたが、攻守ともにGOサイン。2日は先発出場が濃厚だ。7月は12勝10敗と勝ち越し、最大10個あった借金も「4」に減った。2日は最近2戦で15回無得点と苦戦して連敗した高崎の先発が予想され、打線を組み替える絶好のタイミングでもある。JB(広瀬純とバーデン)コンビが新風を吹き込み、打線はスケールアップ。広島の夏を、もっと熱く盛り上げる。【酒井俊作】