<日本ハム4-0ソフトバンク>◇12日◇札幌ドーム
首位ソフトバンクが2位日本ハムとの直接対決第1ラウンドで、ダルビッシュに力負けした。5安打に終わり、今季ワーストの14三振を奪われた。今季7度目で、後半戦初となる無得点黒星。2回に右前に落ちる安打を放ちながら、3三振を喫した5番松田宣浩内野手(28)のコメントが完敗を表していた。
松田
いつもよりも真っすぐが多かった。体に近いスライダーがチャンスボールなのですが、今日は(多投された)真っすぐに対応できなかった。
松田の3三振は、すべて直球系の球で仕留められた。これまで秋山監督はダルビッシュについて「変化球の扱いがうまい。配球の割合を見ると、どれだけ変化球が多いか分かる」と話すなど、カウントを取りに来る甘い変化球を逃さない対策が徹底されている。前回対戦(7月30日)で3得点してダルビッシュに黒星をつけた際は「みんな軽打にくる」と挑発されてもいた。ソフトバンク陣営の作戦を逆手に取ったような力の投球に、屈した格好だ。
2・5ゲーム差に迫られたが、暗い材料ばかりではない。2回は1死一、三塁と得点まで、あと1歩まで追い詰めた。投手陣では吉川、金沢、森福の勝ちパターン継投陣も温存させた。
秋山監督
あそこの(2回の)ワンチャンスで点を取っていれば展開は変わっていた。また明日、明日。
ダルビッシュには06年4月6日以来5年ぶりの完封負けだが、今日勝てば、そのダメージも、すぐに拭い去れる。【松井周治】




