【しょまりんの言葉】宇野昌磨「誰にも邪魔されず突き進んで」本田真凜リフトに自信 

本田真凜(25)宇野昌磨(28)組(トヨタ自動車)が、アイスダンスで初めての公式戦を終えました。フリーダンス(FD)後には、リフトの手応えや採点から見えた課題を語りました。30年五輪を目指す決意は変わらず、再びイタリアで練習を積む予定です。2日間を滑り終えた「しょまりんの言葉」をお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:全日本選手権アイスダンス予選会>◇1日◇ALSOKぐんまアイスアリーナ◇アイスダンス・フリーダンス(FD)





フリーダンスの演技を披露する本田真凜、宇野昌磨組(撮影・小沢裕)

フリーダンスの演技を披露する本田真凜、宇野昌磨組(撮影・小沢裕)


-初戦の2日間を滑り終えて、今の率直な気持ちを教えてください

宇野 リズムを終わってこの場に立っている時は、本当にリズムでは全てを出し、力を出し切るというか、技術的な部分というよりも体力的な部分で、本当にやれることを全部出し切った上で、いい練習を積んできた上で、結果として僕たちが望む点数にあまり反映されなかったというところで。でも、やっぱり練習してきたことは絶対間違いないし、自分たちも自分たちの演技が好きだと思える。何回見返してもいいなと思える、いい練習を積んで、いい演技ができたと思えるからこそ、やっぱり点数を競い合うスポーツなので、それを見た時に複雑な心境にもなりながらも、「でも、やっぱり間違ってないよね」という思いで。競技の舞台でどういう演技をする、どういうスケートをするのが点数になるのかというのも、こういう大会で見ないと分からなかったことだったと思うので、フリーはもうちょっとリラックスして、リズムとはまた違う感じで滑った上で、どういうふうに点数をつけてもらえるのかというのを2人の中で決めてやった。点数も、もちろん僕たちが思い描く点数よりは低いですけれども、リズムよりは明確に、その点数になったなと思うポイントが多かったので、それはすごく大会に出て良かったなと思うところです。

本田 今日の方がすごく落ち着いて、本当に練習のような感覚で最後のポーズまで終えることができて。細かい修正点などはたくさんあるんですけど、練習してきたことがすごく明確に、落ち着いて出せた演技だったんじゃないかなと思っています。私たちがアイスダンスの中でも結構時間を割いてやってきたリフトも、2つともレベル4で…3つか。レベル4で、すごく報われた部分も多かったので。引き続き、採点のスコアを見ても伸びしろとかもたくさんなので、次の試合までにどんどんステップアップしていけるようにしたいなという気持ちです。


-今大会で得た収穫と改善点を、それぞれ教えてください

本文残り89% (8034文字/9045文字)

スポーツ

勝部晃多Kota Katsube

Shimane

島根県松江市生まれ。2021年4月入社。高校野球の神奈川担当などを経て、同年10月からスポーツ部に配属。バトル班として新日本プロレスやRIZINなどを担当し、故アントニオ猪木さんへの単独インタビューや武藤敬司氏の引退試合、那須川天心―武尊などを取材した。 23年2月から五輪班に移り、夏季競技はバレーボールを中心に担当。同年秋のW杯や24年夏のVNLなど。冬季競技はフィギュアスケートをメインに務め、全日本選手権は2年連続で取材中。X(旧ツイッター)のアカウントは「@kotakatsube」。