<ロッテ2-8日本ハム>◇1日◇QVCマリン

 日本ハム中田翔内野手(22)が3安打5打点で、3カードぶりの勝ち越しに貢献した。今季77打点。この日も6打点を挙げ、打点王争いで独走態勢を狙う西武中村を、簡単には逃がさない。中田は「高校の大先輩でもあるんで。追いつけるように頑張っていきたい。でも打点で1位になるためにやっているわけじゃない、チームが勝つためにやっているので」。個人記録にとらわれることなく、目標を意識した。

 1回2死二塁。ロッテ大谷の高めの変化球にタイミングを外されたが、腰を据えたフルスイングは、バットの先端でボールをとらえた。左翼へ場外本塁打が飛んでいきそうな体勢を残して、打球は右前にポトリ。「しっかり振ったからこそいいところに飛んでくれたと思います」。6回にも二塁打で2打点。さらに9回2死満塁でも2点適時打と大暴れだった。

 強風と人工芝の感触を理由に「ここは一番やりづらい球場」と苦手にしていたQVCマリンで、26打席無安打のトンネルから抜け出し、この3連戦5安打7打点と状態は上向いた。「今はバットが振れている。一安心ですけど、まだまだこれからなので」。おごることなく、気持ちを引き締めた。