<オリックス3-2日本ハム>◇3日◇京セラドーム大阪
日本ハム斎藤佑樹投手(23)が、ついにデーゲームで敗れた。オリックス戦で6回1/3を8安打3失点(自責0)。2点リードで迎えた3回、味方のミスが重なり一気に逆転された。好投むなしく7月11日楽天戦(札幌ドーム)以来、7試合ぶりの黒星で3敗目。デーゲームは7試合目にして初めての黒星だった。
斎藤は「やっぱり悔しいですよね。これから先、長くやっていく上で、こういう時もあります」。魔の3回となった。内野手の相次ぐミスで1点を失うと、1死一、三塁で打席にはT-岡田。「低めには行ったけど、指にかかっていなかった」という変化球を中堅へ運ばれ、これが同点の二塁打に。続くバルディリスにも犠飛を許して、あっさり勝ち越された。毎回安打ながら6回1/3を投げて8安打3失点(自責0)。勝負どころで狙い通りの投球ができなかった。
シーズン終盤に向かうにつれ、チームに貢献したいという思いが強くなってきた。「首位との差が縮まる中で使ってもらっているのに、しっかり勝てないのは悔しい」。前日2日には同じ大卒ルーキーの楽天塩見が7勝目をマーク。「福井(広島)も塩見もずっと投げ続けていて、すごい。僕は(左脇腹痛で)1カ月休んでいた時があるので取り戻したいという気持ちがある」。負けず嫌いの虫が、うずく。
次は10日楽天戦(Kスタ宮城)での登板が内定している。一方の楽天は田中の先発が濃厚。互いに順調に日程を消化すれば、延長引き分けの末、再試合となった06年の全国高校野球選手権大会決勝の再現となる。「相手は考えていないし、今日ここで話すことではないと思うので」。周囲の興奮とは対照的に、黄金ルーキーは努めて冷静に宿命のライバルとの対決を待つ。【中島宙恵】



