虎に新ユニットが誕生-。残り42試合。阪神に勝利の“捕”程式「FKK」が確立される。左膝の再手術で今季絶望となった城島健司捕手(35)に代わり正捕手となった藤井彰人捕手(35)が、控え捕手陣と積極的に情報交換を行っていることを明かした。

 藤井彰

 (小宮山とは情報交換を)よくしている。ロッカーも隣だし。逆に僕が聞くこともある。狩野との方がしてるぐらいじゃないかな。一昨年(09年)は百何試合出てるし。僕が聞くことも多い。

 藤井彰の疲労軽減のため、小宮山慎二捕手(25)が試合終盤にマスクをかぶる機会が多くなっている。前日2日には、すでにバッテリー・ミーティングに加わっている狩野恵輔外野手(28)が試合終盤に起用される「抑え捕手」として逆転Vへの切り札に指名されていた。狩野がスタンバイすれば、攻撃の幅が広がる。この日、狩野は甲子園のブルペンで捕球練習を行い「準備だけはしておきます」と有事に備えた。

 吉田バッテリーコーチは「メーンは外野手。非常事態というか小宮山に代打を出したい時にね。最後の1イニング、第3捕手としてね」と話すにとどめたが、「抑え捕手」がもう1枚加わるのは大きい。虎が盤石の捕手リレーで混セを勝ち抜く。【岡本亜貴子】