<阪神9-3広島>◇8日◇京セラドーム大阪

 阪神関本賢太郎内野手(33)がお立ち台で会心のジョークを放った。「歴史のある阪神の4番ですから、いい勉強になりました。2試合で終わってしまいましたが、奪い返せるくらい活躍したい」。確かにこの日の存在感からすると、また4番を務めてもおかしくない。

 3回、一挙に7得点。最後を締めたのは6番関本だった。左腕篠田のスライダーを左翼席へ。今季2号3ラン。チーム9試合ぶりのアーチが、ダメ押しになった。「前の球でボール球を振ってしまった。そこで気持ちを新たにした。(狙い球の)ゾーンを上げました」。勝負強さを買われて、1日の中日戦から2試合で4番を任された。新井貴の復調で「脇役」のポジションに戻ったが、プロ15年目、33歳のベテランの味は、チームになくてはならないものだ。

 チームは今季3度目のカード3連勝。貯金は今季最多の3だ。今日9日から首位ヤクルトと3連戦。ゲーム差は4。関本は「チーム全員、必死のパッチで頑張ります!」と締めた。真弓監督も「とにかく気合を入れていきたい」と言い、3つ勝つつもりか、と聞かれると力強く「もちろん!」と即答した。【柏原誠】