勝つぞCS、行くぞ日本シリーズ!
ソフトバンクが悲願へのコマをそろえた。シーズン終盤首痛に悩んだ主将小久保裕紀内野手(40)が一塁先発出場に向けて復調宣言。左足太もも裏痛で苦しんだカブレラも復活を約束した。成長著しい若手野手陣を含めた巨大戦力で投手陣への援護を誓った。今日3日、ホークスは西武を本拠福岡ヤフードームに迎え、CSファイナルステージ初戦に臨む。
独走でパ・リーグを制したソフトバンクの巨大戦力が、大一番でよみがえる。シーズン通して首痛に襲われ、9月下旬から10月上旬にかけて登録抹消された主将小久保が、決戦を前に言い切った。10月25日以降、みやざきフェニックス・リーグ5試合で一塁を守り、復調の道を歩んできた。今日3日、6番一塁で先発する。
小久保
宮崎キャンプから日本一を取ると監督の(号令の)もとやってきた。1つも負けるつもりはない。最終戦チケットを買ったお客さんには悪いですが、その前で決める。(首は)完全に治ることはないが、痛みは治まっている。
3連勝宣言だ。04年のプレーオフ導入後、ホークスは6度の敗退を喫している。シーズン1位、優勝争いしながら、ポストシーズンで負け続け、秋の風物詩と言われる。だが、今回ばかりは違う。
対戦相手の西武にはシーズン15勝5敗4分け。2位日本ハムに17・5ゲーム差、3位西武には20・5ゲーム差をつけての優勝だった。
その充実戦力がそろった。右膝痛の松中も代打要員として復帰。左足太もも裏痛だった大砲カブレラも「どこも痛みはない。相手投手は大変だろうし、チキンハートになる」と不敵に完全復活を約束するなど、巨大戦力の役者がそろう。若手を見れば、福田や明石らが急激な成長カーブを描き、一塁、外野出場候補に控える。キャプテンのチームメートに対して信頼の絆の強さ、勝利の自信が、刺激的な言葉に変わった。
小久保
昨年は力が出せなかった。今年は70、80%出せば勝てると思います。西武の打線もいいが、僕たちは(西武)投手陣を打ち崩し、相手よりも1点でも多く取る。チームの雰囲気はいい。(冗談で)アホのカブレラがおるからな。
昨年CSのチーム打率は1割6分9厘。直前の実戦練習が2試合しかなく、打者陣はゲーム感を失っていた。秋山監督は実戦調整を重視し、今回は1週間の宮崎合宿を実施。オーダーも小久保、カブレラのスタメンパターンに加え、福田、明石起用バージョンも準備されて幅広い。
秋山監督
コク(小久保)は(状態が)上がってきた。思い切り振れていた。守備も大丈夫。(CSもやることは)いつもと変わらない。
苦い過去は日本一で拭い去る。史上初の完全優勝チームが「7度目の正直」に挑戦する。【松井周治】



