左足首を痛めていたソフトバンクのブライアン・ファルケンボーグ投手(33)の日本シリーズ出場に7日、メドが立った。同投手はこの日までにMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け「異常なし」と診断された。今日8日にもブルペン入りする。馬原、森福と盤石の救援陣を形成し、セ・リーグ王者の中日を抑え込む。日本シリーズは12日、福岡ヤフードームで開幕する。
ファルケンボーグに笑顔が戻った。捻挫とみられていた左足首は、精密検査で「異常なし」と診断された。今日8日にブルペンで25球を投げる予定だ。160キロに迫る剛速球と落差の大きいフォークを頂上決戦のマウンドで投じる。
「状態は日に日に良くなっているよ。骨にどうこうはなかった。日本シリーズは投げるさ」
3日のCSファイナルステージ第1戦。登板前の投球練習でマウンドのくぼみに左足をすべらせ、足首を痛めた。秋山監督は「軽い捻挫」と説明し、2、3戦目はベンチを外れた。だが、もう休むことはない。左腕森福、抑えの馬原と鉄壁の救援陣がそろえば、中日打線に重圧を与えることができる。
今季53試合に登板し1勝2敗19セーブ20ホールドで防御率1・42と抜群の安定感。来日してから3年間で159試合に登板し3本塁打しか許していない。昨季は被本塁打0だったが、今季は2発を浴びた。その中の1本が、6月15日にナゴヤドームで平田に打たれた2ラン。その悔しさは忘れていない。大舞台で借りを返すつもりだ。
「そういや40番に打たれたね。でも、ナゴヤドームのマウンドが合わないわけじゃないよ。中日もいいチームだけど、僕らの方がいいチームだね」
高山投手コーチは「ファルケンは問題ないと思うよ。あとは本人次第だね」と話した。身長2メートルの剛腕右腕がフル回転し、悲願の日本一へ近づく。【奈島宏樹】



