日本ハム中田翔内野手(22)が9日、シーズン中の病状を告白し、栗山新監督にアドバイスを求めた。疲労性のめまいで9月20日の西武戦(西武ドーム)を欠場。「実はメニエール病の1歩手前って医者に言われたんだよね。1週間は運動せずにいて下さいって。動くと、治るのが2~3カ月延びるかもしれないと言われたけど、試合に出たくて…」と、当時の状況を明かした。

 薬を飲み続け、現在はすっかり元気となり、この日は福良ヘッド兼打撃コーチの“しごき”のもと足腰が立たなくなるほどの下半身強化メニューをこなしたが、若干の不安は残る。来季から指揮を執る栗山新監督も現役時代はメニエール病に悩まされた1人。中田は「3~4度、対談したことがあるけど、親切に話を聞いてくれる印象。困ったことがあれば、アドバイスをもらえることもあるのかな」と期待していた。